JAICってどんな転職エージェントなのか?
就職カレッジの講座やサービス内容が気になる
この記事は、上記のような疑問を持っている人向けに書いています。
私は元々、派遣社員を長く続けていましたが転職エージェントを利用することで正社員になることができました。
このブログでは、私のように派遣社員のままで終わりたくない!と考えている人向けに記事を書いています。
今回は転職エージェントでおなじみのジェイックに取材に行き、ずばずばと正直どうなんですか?と聞いてきました。就職カレッジの口コミ評判や紹介企業、就職カレッジは洗脳教育ぽいと噂があり気になっている方は是非ご確認ください。
就職カレッジの口コミ評判
ジェイックっていう転職エージェントの面談だったけど、親身になってくれて良さげかも。エージェントは他にもあるので一概には言えませんが笑
金曜は別のエージェントとの面談があるからそれで判断かな☺️
— じゅん|転職について発信 (@junbis1230) June 13, 2022
転職サイト、ジェイックの研修とても勉強になります( ˇωˇ )
直前まですごい引きこもりの自分がここまで楽しく発言できたり自信持ててきたり出来るの本当にすごいです。
就活・転職興味ある方覗いて見てください。ご興味あれば詳細や連絡先送ります。
※信者じゃないです— 11155_創作落書き (@11155Moon) May 16, 2019
<就職支援のサービス・ジェイックのいいところ>
・しっかりと営業のマインドを叩き込んでくれる
・営業の仕事を知らないまま転職すると、すぐ潰れちゃう人もいるけど、ジェイックで教育してもらってからなら続きやすくなる
・一度営業経験をしっかりつめる
・営業経験があると、仕事の選択肢が増える— プラテンさん (@platen100) June 1, 2022
これまで利用した転職サービスがどれもイマイチで、ジェイックのセミナーが唯一素晴らしいと思ったから周りに勧めてるんだけど、「勧誘かな?騙されてない?」と思われるから悲しい。
やるならランドマークのブレイクスルーテクノロジーコースの時にやってるわ!それに今回無料だわ!
— ごまリン (@siro3330) November 10, 2019
就職カレッジの口コミ評判を調べてみました。頑張って悪い情報も探しましたが出てきませんでしたね。
株式会社JAIC(就職カレッジ)の会社概要
会社名 | 株式会社JAIC(ジェイック) |
代表取締役 | 佐藤 剛志 |
設立 | 1991年(平成三年) |
Webサイト | https://www.jaic-college.jp |
今回は池袋にあるジェイックの支店で常務取締役の近藤様と、営業カレッジ東日本事業部リーダー権講師を務めていらっしゃいます小久保様に質問をさせていだきました。
就職カレッジとはどのようなサービスなのか、登録をするとどのようなメリットが有るのかを聞いてきました。
JAICの人材サービスの特徴
そもそもJAICでは、なぜ人材紹介サービスを展開しているのでしょうか?
JAICは平成3年にセミナー研修をおこなう会社として創業いたしました。
創業からしばらくは、社員教育にお困りの企業様に対し、セミナー講師を派遣したりするなどのサービスを展開していました。
そういった研修の中には、営業研修もありました。
ある時、企業様から、営業研修を受けた優秀な人材を紹介してほしいという依頼がございました。
そういった依頼が増えていったので、本格的に人材紹介サービスを展開するようになりました。
さらに人材紹介サービスを展開していく中で、新入社員への採用に積極的ではない企業様の悩みを知ることになります。
その悩みと言うのは、新入社員を採用はしたいけど新人教育にかなりコストがかかるため、採用に踏み切れないという悩みでした。
就職に失敗される方の中には、性格も問題は無くコミュニケーションスキルが高いにも関わらず不採用になってしまう人もいました。
そういった方は、その人自身に問題があるのではなく、企業側が持っていた「新人研修にコストがかかる」という悩みのために不採用になっているという事実がわかったのです。
研修や教育は弊社JAICの得意分野です。
ですので、得意分野を組み合わせるような形で、現在のような研修と就職支援を合わせたサービスができたのです。
なるほど。だから七日間の研修がJAICにはあるのですね。
企業様はすぐに退職するような方は求められていません。
また社会人としての常識を身に着けた人を採用したいとも思っています。
スマホ等によるオンライン講座を実施してまじめに受講されるかを見ています。
オンライン講座ですらまじめに取り組めないようであれば、就職は難しいという判断ができます。
社会人としての常識は研修の中で教えていきます。誰も教えてくれない事ですから、JAICの研修でしっかりと身に着けていただきます。
企業が求めているような人材でなければ就職は難しいですから、そういった人間に成長できるようサポートさせて頂きます。
就職カレッジの公式サイトをチェックする
JAICのサービスを受けることができる対象
JAICのサービスを受ける事が可能な方はどのような人ですか?
18歳から29歳までの男女で、高卒以上の学歴を持っている方が対象です。
精神疾患を持ってる方、また外国籍の方はご遠慮いただいております。
茶髪にピアスのような人でも登録は可能なのでしょうか?
可能です。
ジェイック側から黒くするようにとか、ピアスを外せといった指示は一切しません。
そこは自己責任で任せているのですが、ほとんどの人は研修が進むにつれ髪を黒くしてピアスを外しますね(笑)
就職する為に来ているのですから本人の意識がどんどんと変化していくのでしょうね。
登録から就職先が決まるまでの流れ
就職カレッジに登録をした後、どのような形で職業紹介が行われるのでしょうか?
まずはネット上にて登録をしていただきます。その後、無料説明会に来ていただきます。
その説明会にて就活の基礎や就職カレッジについて、そして実際にユーザーが無料で受講できる就活講座に関する情報を説明いたします。
時間は約1時間から1時間30分程度で、終了後には個別で相談や質問ができる時間もございます。
登録後にいきなり紹介して頂けるわけではないのですね?
先程述べたように、企業側には新人教育にコストをかけたくないという悩みがあります。
また就活をしている求職者の方々は、面接でどのようなことを回答すれば良いのかなど、わからないことだらけです。
ですので、紹介の前に就活講座をおこないます。
ジェイックでは就活講座を営業カレッジと呼んでいます。
営業カレッジ終了後は、2日間かけて20社と集団面接をおこないます。
1社あたり約12分程度で面接をし、お互いの印象を確かめ合います。
集団面接終了後、企業と就活生のフィーリングがマッチングしたら、今度は個別面接をおこないます。
最初の登録から集団面接まで約2~3週間かかるのですが、早い人であればこの2~3週間で就職先が決まります。
ちなみに他の就職支援サービスだと2~3ヶ月かかることがほとんどです。
かなりスピーディーに就職が決まるのですね。もし集団面接でマッチングしなかった場合はどうなるのでしょうか?
本人が2回目移行も参加したい場合は、集団面接に参加することが可能です。就職先が決まるまでジェイックではサポートしますよ。
JAICの具体的な就活講座について
研修が厳しい・洗脳教育みたいだという評判をよくみかけますが本当なのでしょうか?
確かにJAICでおこなっていた研修は厳しかったです。
しかしそれは過去の話で、現在はそんなに厳しくはしていません。
なぜ厳しかったかといえば、2008年に起きたリーマンショック以降、企業は根性や忍耐のある人間を欲しがっていたからです。
リーマンショック直後は、有効求人倍率もかなり低い状態で、企業もなかなか正社員の採用ができないという状態が生まれていました。
大量採用などができない状況だと、企業側もどのような人間を採用するのか慎重になってしまったのです。
限られた人数しか採用できないとなると、すぐに退職するような人間を採用するわけにはいきません。
さらに正社員ではなくあえてフリーターになっているという方を、企業側はどうしても色眼鏡で見るしかありませんでした。
フリーターと正社員とでは、正社員のほうが責任が重くなります。
正社員になった途端、フリーター時代よりつらくなったから退職すると言われたのでは、企業側は嫌な思いしかしません。
ですので、JAICの研修も厳しめのものにしていました。
しかし、2018年現在では有効求人倍率は上昇していますし、リーマンショック当時とは時代背景が変化しています。
企業様のニーズも根性や忍耐のある人材から、高いコミュニケーションスキルや創造性のある人材を求める方向へシフトしています。
ですので現在の研修では、コミュニケーションスキルを高める研修を重視しています。
研修の名前が「営業カレッジ」とありますが、やはり営業職をメインに求人紹介しているのでしょうか?
そうですね。営業職をメインに紹介しております。
とはいえ、飛び込み営業のようなガチガチの体育会系のようなところを紹介することはありません。
BtoB(企業対企業)の営業をメインに紹介をしています。
営業といっても細かく見ると、様々なタイプのものが存在します。
今迄の利用者の中には、営業職のイメージが変わった人も多くいます。
また、営業カレッジを受けた後に事務職やエンジニア職で正社員になれた方もおります。
事務職やエンジニア職でも、高いコミュニケーションスキルを求められる企業様もおられます。
上述のように、JAICではコミュニケーションスキルを高める方向性の研修をおこなっているため、事務職やエンジニアになられる方もいるのです。
コミュニケーションスキルを重視しているとのことですが、自信が無い場合は厳しいのでしょうか?
いえ、元から自信が無かった方でも、研修を受けていく中で自信をつけて見違えるようになられる方もいらっしゃいます。
最初は目も合わせてくれないような方が、研修を受けてからはハキハキと受け答えできるようになった、なんてこともありましたね。
逆を言えば、そのように成長できるような研修をご用意していただいているという事ですね。
はい。コミュニケーションスキルを重視する企業が増えていますからね。
研修の中では一つの議題に対し、みんなの前でプレゼンするようにしています。
プレゼンする内容は様々で、自己紹介や今までしてきた仕事の内容、研修を受けてみてどうだったかなど様々です。
ちなみに今後は営業カレッジではなく、就職カレッジという名称に変更するかもしれません。
時代は多様化しており、変化が激しいです。変化についていくために営業にはとらわれないようになっていきたいです。
就職カレッジの公式サイトをチェックする
紹介される求人や地域について
職種は営業職がメインということですが、業種についてはどこが多いんでしょうか?
メーカー企業や商社などが多いですね。
逆にほとんど紹介していないのは、飲食系やアミューズメント系などの大量採用型の企業様です。
飲食系やアミューズメント系がまったく無いというワケではありませんが、弊社では積極的に取引させてはいただいておりません。
また、介護や塾経営などの企業様の求人も少ないですね。
紹介される求人の地域について質問です。JAICの営業所がある地域の求人しか紹介されないのでしょうか?
いえ、営業所が無い地域の求人もご紹介させていただくことはあります。
JAICでは出張キャラバンという形で、仙台や札幌、福岡といったJAICの営業所が無い場所にてJAICのサービスが受けられるようにしています。
出張キャラバンのサービス内容を具体的に言いますと、一定期間の間、地域に出向きJAICの支店で受けられる研修をそっくりそのまま受けられるというものです。
研修を受けた後は、弊社から就職先をご紹介させていただいております。
しかしどうしても紹介が難しい地域と言うのは存在しまして、たとえば四国の求人は非常に難しいですね。
四国は紹介先となる企業様も少ないうえ、我々がターゲットとしている18歳から29歳までの年齢層の方々が少ないというのが理由です。
よく地方には仕事が無いと言われますからね。
ただ、そういった仕事が無い地方の方が東京に出てきて就職したいとなった場合は支援させていただいております。
東京までの交通費は全額出しますし、宿泊先もご用意します。
え!それはスゴイですね。
宿泊先は安いビジネスホテルなどですか?
就職カレッジで用意しているシェアハウスに一週間ほど泊まっていただきます。
一週間の間に研修を受けていただきます。
JAICでは上京カレッジと呼んでいまして、上京カレッジを利用するのは月に5人程度です。
上京カレッジを受けるのに条件はあるんですか?
東京で就職したい、そのうえでJAICを利用したいというのが条件です。
JAICでは研修を受けていただかなければ仕事を紹介できませんので、研修をやり通すというのも条件ですね。
わざわざ東京に来て就職活動をするのですから、そういった方はやる気が満ち溢れていそうですね。
紹介される企業はブラック企業はないのか
就職カレッジから紹介される企業にはブラック企業が多いなどという口コミがありますが実際はどうなんでしょうか?
就職カレッジではブラック企業を紹介するようにはしておりません。
そんなことをしてしまっては利用者は減る一方ですし、我々にとってもメリットがありません。
就職カレッジではセミナーの他に、就活お役立ちセミナーというのをおこなっています。
そのお役立ちセミナーのなかには、ブラック企業対策セミナーという、求職者がだまされないためのセミナーを実施しています。
正直な所ブラック企業というのは人によって定義が違うことが多いです。
例えば残業代はしっかりと払われるものの、残業が多い企業をブラック企業だと言う人もいれば、たくさん稼げる為そういう企業を好む人もいます。
好む人にとってはそういった企業はブラック企業ではなくなります。
なるほど、人によって定義は違うのですね。そう考えるとネット上の書き込みはどのような会社を指してブラックと言っているのかわかりませんね。
安易にネット上の書き込みだけで判断しないほうが良さそうですね。
まとめ
就職カレッジで聞いてきた話はまだまだありますが、長くなりそうなのでまた別の機会にしたいと思います。
しかし、就職カレッジを取材してネット上だけの情報とは別の印象を持ちましたね。
求職者に対するサービスへの熱い想いがヒシヒシと伝わってきました。
就職カレッジの公式サイトをチェックする