派遣の問題として度々聞く差別問題。
正社員は派遣社員より偉い、だから派遣社員は正社員を敬え。
ハッキリ言って時代錯誤的な考え方です。
確かに正社員と派遣社員は任される責任範囲も違うし、待遇も違います。
しかし、そういった違いがあるから差別していい、とはならないはずですし、なってはなりません。
派遣社員は見下されるとい事実
ブログ管理人である私は、派遣社員として様々な職場を転々としてきました。
様々な派遣先を転々としていたのですが、とある派遣先では派遣社員を差別する人がけっこういました。
言葉には出さなくとも態度で「差別してるんだろうなあ」とわかる人もいれば、罵倒してくるような人もいました。
その頃の私は「なぜ派遣と言うだけで差別されてしまうのか」と疑問を持ちましたね。
なぜ派遣と言うだけで差別されてしまうのでしょうか。
派遣社員はマイナスイメージが多いから
派遣社員=不安定、不安定=将来どうなるかわからない。
派遣社員にはマイナスイメージが多くまとわりついています。
大学卒業後に正社員ではなく派遣社員になろうものなら、親から「高い学費払ったのに派遣社員とかふざけるな!親不孝者!」などと言われるでしょう。
まわりの人からも、派遣で大丈夫か?などと心配されます。
自分自身が今現在派遣社員であることを、恥ずかしいことだと思って言えない人もいるんじゃないですか?
マイナスイメージが多いからこそ、見下されたり差別の対象になってしまうのです。
私自身としてはマイナスイメージがある、だから差別していいとは思えません。
例えばアパレルの店長(正社員)と、その下で働く派遣社員、立場はどちらが上かといえば店長です。
なにかトラブルが起きた際の最終的な責任を取るのは店長です。
しかし、その上下関係はアパレルショップだけの話。アパレル店長と派遣社員はなんの関係性もなければ上下関係は生まれませんよね。
雇用形態の違いで本来は上下関係なんて生まれないんですよ。
しかも仕事上で発生する上下関係は、責任の重さが違うというだけで、人間的に店長が優れているから上、というわけではありません。
重い責任を背負う立場に立つ人は、優れた人間性を持っていることが望ましいですが、現実問題そんな人ばかりが責任ある立場に立っているわけではないですよね。
セルフイメージが低いと負のスパイラルに陥りやすい
すこし小難しい話になるかもしれませんが、負のスパイラルに陥ってしまう共通点としてセルフイメージが低いことが挙げられます。
セルフイメージというのは、カンタンに言えば自分が自分に対して感じているイメージのこと。
「自分とはこういう人間だ」
「自分はこういうものが好きだ」
「自分はこういうものは嫌いだ」
と言った具合に、みんなそれぞれ自分らしさを持っています。
私の例で言えば、私は自分を行動的な人間だと思っています。
周りの人からは行動的だね、とよく言われるからです。
なので「自分は行動的な人間だ」というセルフイメージを持っています。
このイメージを持っていると、行動的になれます。
同じように「自分はオシャレだ」というセルフイメージを持っていると、オシャレなお店に行ったり、オシャレな服を試着することに抵抗がなくなりまう。
逆に「自分は消極的だ」というセルフイメージを持っていると、行動的に動くことはできません。
「自分はダサくオシャレなんて似合わない」と感じていると、オシャレをすることに抵抗感が出てきます。
人は基本的に、自分自身が持っているセルフイメージ通りに動きます。
派遣社員をしている人はセルフイメージが低い
さて、ここからが本来言いたかったことになるのですが(笑)、派遣社員をしている人は基本セルフイメージが低いです。
派遣社員は「不安定」「社会的信用が低い」などのマイナスイメージを多く持ち合わせています。
『派遣社員は現代の奴隷制度だ』と語る人もいるくらいです。
マイナスイメージが多い環境の中で、高いセルフイメージを持つことは難しいです。
- 「派遣社員をしている自分は偉い」
- 「派遣社員をしているし将来を心配する必要はない」
上記のようなことを考えられるでしょうか?
- 「派遣社員をしている自分はヤバい」
- 「派遣社員だし将来が不安だ」
このようなことを考えがちではないでしょうか。
セルフイメージは、普段の思考の積み重ねで出来上がっていきます。
毎日暗いことばかり考えている人は、セルフイメージがどんどん下がっていきます。
どんどん下がっていくので、自分自身に対しても自信がなくなっていきます。

自分なんかが行動したところで、どうせ人生は良くならない
あなたは自分に対して自信がありますか?
セルフイメージが高いと言えますか?
セルフイメージだとか自分に対する自信ということについて、考える機会なんてそうそう無いです。
セルフイメージが高いのか低いのか、考えてみるのもいいかもしれません。
低ければ、高めない限り派遣という負のスパイラルから脱出することは難しくなります。
ちなみに起業とか、弁護士資格などの資格を取得するなどの目的がある人は、セルフイメージは高いと思います。
なぜなら、自分のしたいことをしっかりと決めてそこに努力をしているから。
派遣のままでは終わらないぞという意思を持っているはずなので、セルフイメージは低くなりにくいのです。
セルフイメージというのは変えることができます。
どう変えれば良いのか、それは環境を変えることが一番です。
セルフイメージは自分の周りの環境によって作られます。
例えばオシャレな人は、周りの人からオシャレだねと言われるので「自分ってオシャレなんだな」というセルフイメージを持つようになります。
逆に周りから「お前はダサいやつだ」と言われてしまうと、「自分ってダサい奴なんだな」というセルフイメージを持ってしまいます。
つまり、人からの評価によって「自分らしさ(セルフイメージ)」を形成していくのです。
派遣社員の人が負のスパイラルに陥ってしまうのは、ひとえに自分に対する自信の無さからです。
派遣社員である自分に対して誇りや自信って持てますか?
男性に限りますが派遣社員だと結婚できるか怪しいですよ。
正社員と比較して年収低いですしね。
あなたが20代であれば、派遣社員から正社員になれるチャンスがあります。
今の日本は非正規雇用が増加傾向にある一方で、正社員は減少傾向にあります。
正社員不足で会社が倒産してしまう、なんていう事例も存在します。
正社員不足にあえぐような会社がある今、派遣社員から脱出するチャンスは実は身近に存在するのです。
まとめ
僕は結局、なにを言いたかったのかというと、諦めずに自分を変える努力をしていきましょう!ということをお伝えしたいのです。
人生は大変なことが多いですが、良い未来になっていくものなんだ!と希望を持って頑張って生きていきましょう!
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この記事をかいている人:ケン(ブログ管理人)
30歳を過ぎても派遣社員で働き、借金も抱えるというどうしようも無い人生に絶望する。
しかし、最底辺の人生を送り続けることなど到底認めたくないため、何か手立てが無いかもがき続ける。
その結果、心理学と自己啓発を2年かけて学び絶望感から脱却し、幸せを感じながら生きている。学びにかけた費用は2年間で150万円を超える。
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